静岡県いちご協議会総会を開催

９月24日、静岡県いちご協議会（事務局：野菜花卉課）は、県農業会館で「静岡県いちご協議会総会」を開き、生産者と県やＪＡ・本会関係者ら45人が出席しました。新型コロナウイルス感染症拡大の対策として、生産者とＪＡの参加者はリモートでの参加となりました。 総会では、令和２年度の事業について報告され、令和３年度の事業計画や販売戦略などを協議、収支予算や役員といちご娘の選出などすべての議案が承認されました。 令和２年度の県産いちごの状況について、生産面では定植時期の遅れがあったものの出荷開始以降は気候に恵まれ生育は良好、販売面ではコロナ禍で業務需要は減少したものの一般消費に支えられ前年並みの販売となりました。令和３年度の事業計画では、新たな生活スタイルへの対応としてウェブを活用したネット販売や効果的な消費宣伝によるＰＲを検討・実施し、有利販売と農家所得向上に努めることを決定しました。また、消費宣伝事業として昨年に引き続きタレントの池田美優さん（みちょぱさん）を起用し、ＷＥＢ広告やＳＮＳなどを利用した情報発信を行います。販売目標は、年間出荷数量５，０００トン、販売金額67億５千万円としました。