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2021.05.11

令和3年産新茶の初取引が行われました

 4月14日、静岡市葵区の㈱静岡茶市場で、令和3年の新茶初取引が行われました。取引開始に先立つ式典では感染症対策のため、例年約800人が集まるところ、今回は生産者・茶商・JA関係者ら約170人の参加となりました。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で式典が中止となり、2年ぶりの開催で、温暖な気候の影響で史上最も早い初取引となりました。
 式典では、同市場の内野泰秀社長が「静岡茶市場は生産者と茶商の架け橋となって茶の流通を支えていく」と挨拶、次いで川勝平太静岡県知事と田辺信宏静岡市長が祝辞を述べました。生産者を代表し、挨拶をした本会松永大吾経営管理委員会会長は「今年の新茶は最高の品質に仕上がっている。茶商の皆さんには積極的に静岡茶をご購入いただき、消費者に美味しい静岡茶を届けてほしい」と呼びかけました。
 一番茶の生育は、2~3月の気候が温暖だったことから生育が早く、初日の上場数量は県内産で約3,300㎏となりました。平均単価は4,207円/㎏。最高値段は、JA富士宮産手もみ茶「さえみどり」で、キログラム単価108万円。

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▲挨拶する松永会長