トマトと静岡
トマトの赤は、太陽の赤。おいしいトマトづくりには、たっぷりの日差しが欠かせません。日照時間の長い静岡県の中でも、特に日差しの豊かな海沿いに産地が広がっています。主にビニールハウスでつくられ、一年中出回っているトマトですが、静岡県は主に冬場のトマトの産地となっています。原産地に近い寒冷な気候の冬でも、たっぷりの日差しがふりそそぐ静岡だからこそ、おいしいトマトが出来るのです。

トマトの医学
 薬効として今最も注目されているのが、ガン予防。ガン細胞を正常化させる働きのある”リコペン”が豊富に含まれています。健胃作用もトマトの薬効のひとつ。脂肪などの消化を助ける酵素やビタミン(B6)が含まれているため。胃の弱い人は、トマトジュースを毎朝夕飲むと効果的だといわれています。高血圧の方にはうってつけの野菜。血圧を下げる作用のある”ルチン”という成分が含まれています。美しい肌を保つのに威力を発揮する。皮膚病をなおす効果や老化を防ぐ作用があります。
トマトの雑学
 トマトは野菜か果物か。アメリカでは「野菜」。日本では、キュウリやイチゴと同じく「果菜」として扱われています。トマトはとても品種が多く、現在、世界に約200種類があります。店頭でおいしいトマトを見分けるには、まず、ヘタが鮮やかな緑色で、ピンとしているのは鮮度がいい証拠。皮につやがあり、ピチッとはっていて、平均して色づいていて。丸みがあってずっしり重いものも良品。色ではなく、もぎたての鮮度の高いものを選ぶのがコツです。保存をする場合は、ヘタを下にしておくと、鮮度が保たれます。