ガーベラは、いつも元気を運んでくれる。
 暑くても寒くてもダメ。さわやかな気候の中でまっすぐ伸びて大きくひらく。カラフルで素直な花。 春に苗を植えると2〜3ヶ月で最初の蕾をつけ、それ以後も、次の蕾が自分の出番を今か今かと待って、周年、花が途絶えることがありません。 ガーベラは花のサイズによって大輪、小輪に分かれ、形に応じてシングル、セミダブル、スパイダーに分類されます。数ある品種の中でも特に人気を集めているのが、淡いピンク色の「ドール」と「ピルエット」。外国産が主流を占める中で、「ドール」は正真正銘の静岡生まれ。 花を育てる上で農家がいちばん気をつかうのが、「葉かき」と呼ばれる作業。葉が多すぎると、株への風通しや日当たりが減り、花がつきにくくなるため、葉の茂り具合を見て定期的に余分な葉を除去する必要があるのです。花の摘み頃は、雌しべが出た時。根元から抜き取るように摘んで、花弁や茎が痛まないよう、一輪一輪丁寧にキャップをかけて出荷されます。 花を長持ちさせるコツは、こまめに水を取り替えること。冷たい水はバクテリアの繁殖を抑える働きがあるので、氷水を使うとより効果的とか。また、切り口が腐ると首 が垂れやすくなるので、1〜2日に一度、斜めに切り戻しすることも忘れずに。